©DUAL SCHOOL
CASE・04
Series 02
初登校前日には日和佐八幡神社秋祭り、期間中には恵比須浜田井地区のお祭りにも参加。
このような地域の行事など、学校外での関わりが多いのも都市部とは異なるところですが、そのおかげで今回も問題なく、すんなりと地元の輪の中へ入ることができたようです。
アカウミガメの産卵地としても有名な大浜海岸は学校から歩いて5分ほど。
この日は大きな地上絵・砂絵を作ろうという多学年合同学習がありました。
「砂まみれになったけど、全然大丈夫。最近お母さん怒んないんだよ。元気でよろしいって笑うんだよ」
同級生や上学年のお兄さん、お姉さんに語る得意げな笑顔が非常に印象的でした。
最終日の学活では「ハロウィンパーティー」が開催され、それぞれに工夫した仮装姿で体育館いっぱいを使ってゲームを楽しみました。
最終日の放課後。
「じゃあ、また明日」と言い交わすのがぴったりな雰囲気は、3回のデュアルスクールで子ども達がしっかりと友情を育んできたことを物語っているようでした。
「どっちの学校も好きだから、特に寂しくはない」と言っていた児童ですが、友だちと別れた後には「また美波に来たいなぁ」と早くも次回に思いを馳せていました。